[活動報告] 南相馬EXPO×首都圏学生ツアー

21:13 Posted by Unknown ,

2015年2月14日(土)15日(日)に南相馬EXPO×首都圏学生ツアーに
飯塚研の希望者(飯塚先生含む)7名が参加しました。
このツアーは東日本大震災からまもなく5年を迎える南相馬の”いま”について、
首都圏の学生さんに見ていただくための一泊二日のツアーです。


7時に東京駅八重洲南口鍛冶橋駐車場に集合。バスで南相馬まで移動しました。


1日目は南相馬の新商品や新メニューの屋台販売や試食・販売
南相馬のものづくりのお手伝いを進めてきた「南相馬復興大学」の方たちによるシンポジウム
でこれからの南相馬についてお話を聞きました。



夕食は南相馬の人たちと参加者の方たちみんなでビュッフェ形式でいただき
南相馬の方たちやほかの大学の方とお酒や食事を楽しみながら交流を深めました。


宿泊については〈森のふるさと〉という農家民宿にお世話になりました。
ここでも民宿の方やほかの大学の方とお酒などを飲みながら
いろいろな話を聞くことが出来ました。

2/15

2日目は主に被災地の視察に行きました。


バスの中では現地に方から被災された時の状況などの話を聞きながら移動しました。



まず最初に鹿島区被災地の学校へ視察に訪れました。
震災のすごさを感じました。


次にえこえね南相馬再エネの里に視察に訪れました。
ここでは農地と太陽光発電の共存による
農業再生と地域活性化について取り組みをしていました。



次に小高区被災地の視察に訪れました。
被災により休止中の駅や使うことが出来なくなったたくさんの自転車などがありました。


次にアンテナショップ「希来」に訪れました。
ここでは被災地の方が作られたグッズなどが販売されていました。
たくさんの人が気軽に立ち寄れるようにしていきたいなど地域の復興を願っていました。



最後に「浮舟の里」の方々のお話を聞きにあすなろ交流広場に訪れました。
「浮舟の里」とは南相馬市で暮らしてきた主婦の方が立ち上げたNPO法人です。
今、小高区周辺では放射能などの危険により住むことが出来ない中
どうやったら人が来てくれるようになるかなどの取り組みなどしていました。



今回南相馬EXPOに参加してみて
被災地などに訪れてみないと分からないことがたくさんありました。
被災地の方が今、復興のためになにをしているのか?
今、何を思って生活しているのか?
今、何を求めているのか?
そういったことはマスコミだけでは多くは伝わらないと思います。
なので今回こういった活動に参加できたことがすごく有意義だったと感じました。
この先、またこういった機会があれば参加していきたいと思います。






今回も全員ではありませんが夕食を食べてからの解散となりました。


みなさん2日間お疲れ様でした。

 
 
執筆:直井